QA

2021年7月期1Q

Q1. 今1Q決算の評価は如何お考えでしょうか。

海賊版の影響を受け、売上の予算未達とリカーリング売上が前Q比で減収になってしまったと考えています。マンガにおけるビジネスモデルのブラッシュアップ、マンガ以外の領域で収益の柱を作る等のポートフォリオの作成が課題と考えております。

Q2. 1Qで海賊版の影響があったとありましたが2Q以降も続きそうですか。

早期の解決を図っているが、2Qも海賊版の影響が残ると考えています。以下の状況にあり、今すぐの対策が難しいものと考えています。
①海賊版の配信サーバーが海外である
②前回のように漫画村だけでなく、複数のサイトがある
ただ、前回マンガ村の際の対応経験があるため、前回より対策に要する時間は短いのではないかと考えています。

Q3. 2Q以降も海賊版サイトの影響が継続してリカーリング売上が低迷した場合、それをカバーする方策をお考えでしょうか。

現在もマンガサービスの引き合いは多い状況ですが、海賊版サイトの影響が長期化する場合、マンガ以外の領域で収益化すべく取り組んでいます。

Q4. 海賊版の影響でリカーリングの売上が下がっていると記載があるが、その原因を抜くと、増収増益なのですか。

海賊版が与えている影響がレベニューシェアの売上に対してであり、影響を定量的に把握しづらく、海賊版が無ければ増収だったと断言しにくいところではあります。

Q5. 純利益が想定よりも進捗した理由として、広告費の抑制、リモートワークによる全社コストの低下をあげていらっしゃいましたがどちらの影響度合の方が大きいのでしょうか。

特に偏りはなく、同程度の影響を与えています。

Q6. 今期のリリース案件ですが数としてはどの程度見えているのでしょうか。

複数予定があり、案件が確定次第、適時開示やニュースとしてご報告させていただきます。

Q7. 売上計上で広告を出稿すると売上が下がるとおっしゃっていたと思いますが、いまいち売上が落ちる理由が理解できてないので、再度仕組みをおしえてください。

当社における他社サービスのレベニューシェア案件は、グロス計上とネット計上のものがあります。サービス運用に携わっているか、サーバーのみに携わっているかで、会計処理方法を区別することにより、適切な財務情報を提供することになると考えています。
ネット計上サービスにおいては、サービス全体の売上からサービス全体の広告費を控除したサービス全体利益に、レベニューシェア料率を乗じることで、当社売上となっているため、サービス全体広告費を強めると、サービス全体売上は押し上げる効果がありますが、当社売上に対してはマイナスに働きます。詳細は決算説明資料のp.15をご参照ください。

Q8. リカーリングレベニューに占める、レベニューシェア売上と月額課金売上の割合を教えてください。

レベニューシェアの方がサービスが成長すると売上額として大きくなって来るため、現在はおおよそ80~90%がレベニューシェア契約による売上となっております。

Q9. アプリ以外の事業で売上が立つビジネスは進捗していますか。

現在もアプリの引き合いが多いという状況ではありますが、toCのように急激に伸びるものではなく安定的なストック型としての、5Gやネットワーク等の分野において当社の技術を活用したサーバー案件を検討しています。

Q10. 御社が思う競合企業を教えていただきたいです。

マンガサービスにおいては、アムタス社(インフォコム社)やビーグリー社と考えております。特にマンガアプリでは「LINEマンガ」や「ピッコマ」といったサービスになります。
サーバーにおいては、Amazon社のAWS、Microsoft社のAzureといったサービスになります。

Q11. サーバ技術というのはAWSやAzureと比べるとどこが優秀なのですか。価格、スピード、品質、どのあたりですか。

案件に合わせたソリューションを提案しています。顧客の要望に応じて、サーバーコストやスピードをカスタマイズしております。AWSはサーバーを大量に並べてネットワークを引いており、当社のサーバーも物理サーバーが並んでいる点は同じです。Amazonの決算でも、AWSの利益率は高く、売上に対してコストが上がりにくい構造であり、当社も業務受託料を下げる代わりに契約を長期化するなど、利益率を調整して利益を最大化する提案が可能です。またAWSでは数十台での配信となりサーバー間の通信が発生するのに対して、例えばマンガワンはスペックの高いサーバー1台で配信しているためサーバー間の通信が発生しないため、配信速度を早くすることが可能です。ニーズに合わせて設計をカスタマイズできる点が強みとなっています。
また技術の提供だけではなく、広告運用やデータのフィードバック等、ビジネスモデルに結び付いた協力ができる点も強みとなっています。

Q12. 御社のサーバ技術を他社へOEM供給するなど、サーバ技術を他社へレベニューで売る事業はしないのでしょうか?

コア技術を他社にシェアしないようOEM供給することが難しいと考えています。またサーバー周辺技術は日々、進歩しており、当社も新しい技術・部品を取り入れており、アップデートで対応していくのが難しいと考えています。そのため当社所有のサーバーやネットワークを貸し出す、クラウドに近い使い方をしています。

Q13. 電子書籍事業は、巣ごもり需要で収益が高くなっているように見えますが、今後中期的に利益が鈍化するのではないですか。

緊急宣言事態時に流入したユーザーが離脱する傾向は見受けられますが、若年層がマンガを読む習慣を持ち続けることで、電子書籍ユーザー数は増加し続けると考えています。

Q14. 各社マンガアプリのダウンロード数が頭打ちになったように見受けられるのですが、国内電子マンガ市場の今後の予測を教えてください。

海賊版により、各社、広告出稿を控えているのではないかと考えています。海賊版の影響がなくなることで、各社通常の広告出稿体制に戻り、今後も市場は伸びていくと考えています。

Q15. 最近流行りの鬼滅の刃の影響や恩恵はありますでしょうか。

ゼブラックで、鬼滅の刃の影響を感じていますが、海賊版にその影響が相殺されているのも否めない状況と考えています。鬼滅の刃だけでなく、呪術廻戦などの話題作品も、ゼブラック限定で待てば読める作品となっています。今後も配信作品がアニメ化などをきっかけに、人気が高まることもあると思いますので、その時に売上を伸ばすべく、UIUXや技術的な改善を加え、サービスとしての基盤を作ってまいります。

Q16. GoToトラベルの一斉停止が発表されましたが、自粛により今後需要増が見込まれますか?

自粛による需要の高まりは引き続きあると思いますが、GoToトラベルの停止も一部であり、需要が急激に高まるものではないと考えています。年末年始も重なっている時期ですので、サービス内のイベント等でユーザーに訴求してまいります。

Q17. 漫画アプリ内での広告配信による売上の計上について、貴社の強みであるサーバー内での分析力を活かした、広告1配信あたりの単価上昇に向けた施策は今後取り組まれる想定はありますか。

どのアドネットワークが効果的に売上を獲得できるかを分析し、広告の優先度を逐一自動で変更しています。
今後は、ユーザーの好みに合ったコンテンツを表示させる等、更なる上昇の余地はあると考えています。

Q18. 以前の成長可能性の資料にピッコマの絵が書いてあったと思いますが、ピッコマも御社がつくっているのですか。

現在はサービス終了しておりますが「ピッコマTV」というサービスで、アニメや映画の動画配信に携わっておりました。マンガアプリの「ピッコマ」には当社は関与しておりません。

Q19. ゼブラックと少年ジャンプ+との立ち位置の違いがよく分からないのですが、違いについて教えて下さい。

大きな違いとしては、少年ジャンプ+は新規連載作品を発表しており、ゼブラックは完結作品をフリーミアムで提供し連載作品の掲載が無いという違いがあります。
一方でゼブラックと同じく、少年ジャンプ+にも書店機能、週刊少年ジャンプの定期購読機能があり、立ち位置が似てる点もあります。今後はゼブラックにおいて、両サービスを差別化するような機能を実装したいと考えています。

Q20. 国内と海外の売上比率はいかがでしょうか。

海外のサービスは海賊版駆逐という目的で提供しており、無料で作品を楽しんでもらっているため、売上は国内がほぼ全てを占めております。海外の売上比率を今後高めていきたいと考えています。

Q21. 海外の電子マンガ市場ではユーザー課金での収入は難しいと思いますが、グローバル事業ではどのように収益を拡大させていくと考えていますか。

海外配信においては、日本のマンガを用いて収益化した事例は知る限りまだありませんが、韓国企業等の海外の競合が既に自社コンテンツで収益化しており、日本のマンガの発信で収益化を目指します。

Q22. 海外のアプリで10月時点でユーザが増えていますが、鬼滅の刃の影響が多いのですか。11月以降の動きはいかがでしょうか。

過去一時的に増加した際は、読み切り作品のヒット等の要因でしたが、今回のユーザー数の増加は一部の国でユーザーを獲得できていることに伴うものであり、一時的な伸びではないと考えています。

Q23. リベラルマーケティング社のテクノロジーで様々な業界の情報の非対称性による歪みを解消とありますが、抽象的で分かりません。差し支えなければ業界の具体例を挙げていただけますでしょうか?

不用品市場において、ユーザーの判断に資するようなものさしを提供したいと考えております。例えば、中古の冷蔵庫の相場感が無く判断に困るユーザーに対して、リベラル社がそれまで関わりのあった事業者のデータを参照し、優良事業者を紹介いたします。不用品や不動産等の価格の不透明性が大きい分野での事業展開となります。

Q24. 和歌山市への進出協定が疑問です。ご存じの通り,情報系の優秀な学生は地方には行きたがりません。どのような戦略があるのでしょうか?

東京で採用して和歌山で働くのではなく、和歌山現地での採用をしています。和歌山大学、和歌山高専の優秀な学生を、教授からの推薦も含めて採用しており、地元で働きたいという東京で採用できない優秀な学生を採用しています。

Q25. Hashpalette社で第三者割当による増資を実施したとのことですが、割当先はどこでしょうか?

共同出資先の株式会社HashPortへの割当となっております。

Q26. Hashpalette社を持分法適用関連会社から除外することに伴い、御社のHashpalette社への関与はなくなるのでしょうか?

テクノロジーやコンテンツの分野において、当社とHashpaletteとの間の業務上の連携等は継続して行います。
また、Hashpalette社の事業面において、IEO含めこれまで公開している内容から大きな変化はなく、当社はHashpalette社の事業計画の実現を引き続き支援してまいります。

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